スキャンダルにより名声を失った後、故郷へと舞い戻ったフォトグラファー。そこで幼なじみと再会したことで、実らなかった昔の恋が再び動き出す。
2023年の年末、ドラマファンをほっこりやさしい気持ちにしてくれたヒーリングドラマといえば『サムダルリへようこそ』。
チ・チャンウクの『都会の男女の恋愛法』以来となるロマンスであり、演技派女優シン・ヘソンとの共演に放送前からアツい視線が注がれました。
その期待に応えるように、幼馴染同士の友情、恋の三角関係、再び取り戻した愛を、主演の二人が持ち前の高い演技力で好演。ヨンピル（チ・チャンウク）とサムダル（シン・ヘソン）の恋ももちろんですが、物語全体、そしてキャスト全員の醸し出す人情、あたたかさが最高の癒しを与えてくれます。
キャラクターの細かな感情をしっかり見せてくれるのも同作の魅力。ヨンピルは真っすぐで家族想いな優しい男性。サムダルはプライドが高めでも、仲間を大切にするサバサバした女性。そんな二人がケンカとすれ違いを繰り返しながら互いを癒す過程は笑いと涙にあふれ、まるで自分事のように深く共感してしまいます。
チ・チャンウク×シン・ヘソンが抜群の相性で演じた痛くてつらい、けれど幸せな恋が視聴者の心を動かし、本国で12.4％の高視聴率を記録。寒さの厳しい冬に、あたたかな気持ちを抱かせてくれたカップルが同ランキング1位にランクインしました。
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