「刑事ロク」「ミセン」の名優イ・ソンミンと兵役中のナム・ジュヒョク共演『復讐の記憶』を深掘り！

大胆な変更を加えたリメイク作品

『復讐の記憶』は、カナダ・ドイツ合作映画『手紙は憶えている』（2015年／クリストファー・プラマー、ブルーノ・ガンツ共演／アトム・エゴヤン監督）の韓国版リメイク作品。
韓国の歴史と社会文化を織り交ぜながら、ラストもガラリと変え大胆にリメイクされていて、『手紙は憶えている』が大好きな私でもリメイクだという情報を知らなかったので、もとにしていたことに気づきませんでした。

リメイク版とは言っても、戦争で家族を殺された高齢の男性が認知症と対峙しながら復讐を遂げていくという設定を踏襲しつつ、ストーリー・構成ともに、『手紙は憶えている』とはかなり異なる内容になっています。
　
　

©2022 ACEMAKER MOVIEWORKS ＆ MOONLIGHT FILM ALL RIGHTS RESERVED.

　
　
韓国版の方がよりアグレッシブな印象で、前のめりになって見入ってしまう作品、というのが私の感想です。

もしも興味を持ってもらえたなら、両作とも観てほしい、お薦めしたい映画です。
　
　
　

『手紙は憶えている』予告編

　
　
予想外の結末に驚きつつ、最後までピルジュとインギュの関係から目が離せず、見終わった後は満足感いっぱいになる映画『復讐の記憶』。
　
　

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イ・ソンミンとナム・ジュヒョクによる異色のバディ映画『復讐の記憶』は、9月1日より公開です。
　
　

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