韓国では都市部を中心に年間平均900件以上、1日あたり2.6件の陥没穴が発生しているそうです。驚きの数字ですよね。
新たな都市型災害“シンクホール”は、もう他人事ではありません……。
これまで、108階建ての超高層ビルの大火災を描き、観客動員518万人を突破した『ザ・タワー 超高層ビル大火災』や、2,500mの深海で繰り広げられるパニックアクション『第7鉱区』を手掛けた、韓国ディザスター映画の名手、キム・ジフン監督は、「過去に数多くの災害映画があったが、シンクホールに取り組んだものはない。突然の災害に対して、一般の人々がどのように対処しているのか、巨大な陥没穴の中でどのように対処するのかを描きたかった」と語り、『奈落のマイホーム』を作り上げました。
© 2021 SHOWBOX AND THE TOWER PICTURES, INC. ALL RIGHTS RESERVED
本作は、サラリーマンとして地道に働き、課長となったドンウォンが、夢のマイホームを手に入れ、愛する妻と息子と引っ越して幸せの絶頂にいるところから始まります。
でも、転居後すぐに、このマンションは欠陥住宅であることが発覚。
ドンウォンは住民たちに相談しますが、誰も身を入れて聞こうとしません。
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そんな中、出会った時から印象の悪かった住民のマンスが、酷い欠陥に直面し、行動を起こさなければと考えるようになります。
でも、マンスがどのくらいの部屋が断水しているか調べ始めて間もなく、シンクホールが発生し、一瞬でマンションは穴に落ちていきます。
一瞬で、と書きましたが、その一瞬の落ちていく過程の描写が丁寧で生々しく、建物にいた人たちの恐怖と、落下の衝撃による痛みが見ているだけで伝わってきて、物凄く体に力が入りました。
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