視聴率30％という、驚異的数字を誇る「春の日」ですが、やはりジョンウンを巡っての兄弟の葛藤が一役買っています。
実母から引き離された兄の心の傷、兄を慕いながら、そのことに負い目を感じる弟。
その隙間を埋めるかのように、ジョンウンが現れるのです。
ジョンウンは、言ってしまえば「春の日」そのもので、その優しさ、暖かさが二人の心の傷を溶かしてくれます。
失語症だったジョンウンに言葉を発することを教えたのがウノだったために、彼への気持ちを愛だと勘違いしたジョンウン。母とジョンウンを重ねていたウノ。ジョンウンがウノに「私たちの愛は、親子の愛だった」と告げるシーンは必見です。
「春の日」は2005年のドラマでした。16年後の2021年、主役の3人の近況をご紹介しましょう。
「春の日」以降も、「トンイ」や「結婚しない男」「ミスティ」など、時代劇やコメディとジャンルを問わず活躍中のチ・ジニ。
現在、JTBC新金土ドラマ「アンダーカバー」で、愛する人のため自身を捨てて生きてきたハン・ジョンヒョンを演じています。
何と言っても、50歳を機に大幅なダイエットに成功し話題をさらいました。
ここ数年、監督との意見の不一致などからドラマを降板するなど、ネガティブな話題も多くあったコン・ヒョンジョンですが、JTBCの新しいドラマ「君に似た人」で2年ぶりに復帰を果たします。
「春の日」以降も、積極的に役を開拓し話題を提供しているチョ・インソンは、現在はバラエティにも積極的に出演。
tvN「見習い社長の営業日誌」では、田舎の売店で料理をふるまうチョ・インソンの等身大の姿が、ファンを喜ばせました。
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