深夜のアフリカで杯を交わしながら俳優としての紆余曲折をポツポツと語る4人の青年たち。『応答せよ』には出られたけれど、これからどうなるのかな・・・・・と、将来の不安も隠せない彼らを見ていると、現在の彼らの活躍ぶりを知っているので、画面に向かって「あんたたち!!!!!これから、めちゃめちゃ売れっ子になるからね!!!」と大絶叫で教えてあげたくなる気持ちに。
旅の記録の途中で挟み込まれる『応答せよ』のオーディション風景は、かなり貴重な映像記録です。これを見ていると、この4人の若者たちの俳優人生を大きく変えた『恋のスケッチ ~応答せよ 1988~』をしっかりと見届けなければいけないのでは、という不思議な義務感が生まれ60話というエピソード数にたじろぎながらも再生スタートをクリックしたのでした。
実は、過去に自分にとっての韓ドラ先生のような方に「『ミセン』、『シグナル』、『応答せよ』は名作だから絶対に見るべき!!」と言われ、推し俳優のジョンヨルも出ているので『応答せよ 1988』は見てみるか!と最初の10分ほど見たことがあるのです。しかし、オンマ達がかぶるドリフコントばりのカツラのクオリティと、登場人物たちの怒声(声のデシベル)が大きすぎることがノイズになってしまい、苦手意識を覚え、見るのをやめてしまったのでした・・・・・。
しかし『花より青春』を見た後では、そんな些細なノイズも全く気にならず、シン・ウォンホ監督の見事な演出にグイグイ引き込まれていきました。4人のコミカルかつ時に切ない演技は、この後に彼らが大ブレイクに納得せずにはおれないほどです。4人の仲間でもあるヘリとイ・ドンフィの振り切った演技、親世代をがっちり固めるソン・ドンイル、ラ・ミラン、チェ・ムソンら大御所の演技は安定のハイクオリティで、心の柔らかいところを刺激するような円熟演技で大号泣を誘います。最近は悪役や重厚感のある役が多かったユ・ジェミョンのコミカルな演技も初見でなかなか新鮮で楽しめました。
『応答せよ 1988 恋のスケッチ』メインキャラクター紹介
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