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出典元：BS朝日
嵐の夜、デソンパルプ会長の屋敷で、1人の女性が殺されました。
殺害されたのは、テドンの介護人から後妻に上り詰めたパク・ボクジャ。
容疑者は、なんとアン家の家族全員。
時は数か月前。ボクジャが面接でアン家にやってきた日に遡ります。
面接をしたアン家次男の嫁・アジンは、純朴でまじめそうなボクジャを、屋敷の主人テドンの介護人として採用。
また、アジンは新人画家・ソンヒの実力を認め、娘のジフの美術指導を頼むことに。
しかし、夫・ジェソクは、娘の美術講師であるソンヒに惹かれていくのです。
テドンは甲斐甲斐しく世話を焼くボクジャに絆されていきますが、長男の嫁・チュミは、ボクジャには裏の顔があると確信し、敵視します。
一方、テドンに取り入ることに成功したボクジャでしたが、テドンに優しい言葉をかけられ、罪悪感に苛まれることに。
普段は田舎なまりで話すボクジャが、テドンのベッドに横たわり、標準語で話しているのを見たアジンも、ボクジャへの不信感を募らせていきます。
そして、「心の塾」で出会った弁護士・ギホに素性調査を依頼。
なんと、ボクジャには詐欺と横領の前科があったのです。
アジンは、ボクジャに辞めてもらうと告げますが、ボクジャは「会長(テドン)に借金を肩代わりしてもらったので、今出て行っては裏切ることになる。会長の誕生日まではいさせてほしい。」と頼み、アジンもそれを受け入れます。
経歴を詐称していたことで追い出されることになったボクジャですが、何故かますますテドンと絆を深めていきます。
一方、画家のソンヒはだんだんと図々しくなり、ジェソクに家を強請り、ついには会社にまで押しかけるのです。
テドンがボクジャと再婚すると言い出し、アン家はパニックに。
アン家の実権を握りつつあるボクジャは、邪魔者を1人ずつ追い出す計画を温めていました。
しかし、敬意を持って誠実に対応してくれるアジンには、ボクジャも態度が軟化していきます。
一方、夫の浮気に気づいていたアジンは、少しずつ真相を確かめ、夫を追い詰める準備を進めていました。
浮気は許せないけれど、娘を父親のいない子にはしたくないという思いが強いアジンは、夫と関わらないでほしいとソンヒに頭を下げます。
しかし、耐え切れず、娘を連れて出ていくことを決心したアジン。
別居の原因がジェソクの浮気だと知ったテドンは、息子を叱責しますが、ジェソクは開き直って「離婚はしないし、ソンヒとも別れない！」と大見得をきるのです。
やがて、アン家を動かす実権がアジンからボクジャに移り、会社の副会長の肩書を手に入れ、さらに会社の株を譲られた彼女は、ますます勢いを増していきます。
アジンは、友人のソン代表の好意で、ギャラリーのキュレーター(学芸員)を務め、さらにオリジナルアパレルブランドを展開することに。
一方、ボクジャは会社の全株式をファンドに売り、姿を消してしまいます。
ショックで脳梗塞を起こし、運ばれるテドン。
裁判の合間を縫って駆け付けたアジンは、その場に子どもたちが誰も来ないことを訝しがります。
大金を手に入れて悠々自適なホテル生活を楽しむボクジャですが、ショッピングに行っても前ほど楽しめず、他人を蹴落としてきたツケが回ってきたかのように、たくさんの悪意に晒されます。
夫に裏切られ、財産を失ったはずのアジンが、キラキラと輝いてオリジナル店舗開店の準備に追われているのを見て、ボクジャは自分と彼女、一体何が違うのか自問自答するように。
アジンに呼び戻され、アン家に戻ったボクジャは、献身的にテドンの介護をします。
懐疑的なアン家の人々ですが、ある日、恐ろしい事件が起こります。
なんと、ボクジャが殺されていたのです。
ボクジャは殺害される前、アジンに本心を語っていました。
テドンを心から愛していて、このまま2人で暮らしていきたいというのです。
ボクジャの本心を知ったテドンは、心を痛めます。
現場からは、長男ジェグのナイフが見つかり自分が殺したと自首しますが、ボクジャが殺された時間、彼はコンビニにいました。
実は、ジェグの息子ユンギュが、ボクジャを手に掛けていたのでした。
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