20歳のチェ・ダヒとイ・ヒョンジンが経験していく、恋や友情、夢、そして家族との関係など、登場人物が抱える様々な葛藤についてリアルに描いている本作。さらに、２人が惹かれ合う過程や、キスシーンなどのラブライン、ハジュンとの三角関係など、胸キュン、ハラハラドキドキの展開も散りばめられており、同年代の若者視聴者を中心に多くの共感を得たストーリー展開はどハマリ必至！
初演技となったイ・ヒョンジン役のキム・ウソクは、前半はセリフが少なく”目の演技”が多い繊細な演技を披露。チェ・ダヒと惹かれあっていく中で徐々に内面も行動にも変化が訪れていくのでその過程もぜひ見届けて。一方のチェ・ダヒ役のハン・ソンミンは、常に気持ちを押し込み内面にため込んでいた思いが、母親との衝突によって爆発する時の振り切った演技に驚きます。
また、チェ・ダヒの隣で若干ストーカー気味に見守るチョン・ハジュンの意外な一面や、本作を皮切りに話題作に出演し旬の若手俳優として注目を集めているチェ・ウォンビンのガールクラッシュな演技とファッション、浪人生らしくない明るくポジティブなムードメーカーのソン・ボヒョン役を素のままで演じているかのようなA.C.Eのチャンと、初演技、若手・新人俳優たちがキャラクターにうまくハマって生き生きと演技していて作品への没入感を高めます。
演出のハン・スジほか、『A-TEEN』シリーズスタッフが再集結したことも大きな話題に。PLAYLISTの作品は高校や大学などを同じにして世界観をつなげていることが多く、PLAYLISTファンにとっては毎回注目されますが、今回は特に『A-TEEN』シリーズと世界観がつながっており、大学生となったキム・ハナ（Aprilナウン）、リュ・ジュハ（Golden CHildボミン）、ヨ・ボラム（キム・スヒョン）、チャ・ギヒョン（リュ・ウィヒョン）が、そのままの役で登場しているところも見逃せません。
ドラマの世界観を盛り上げ、作品の”顔”にもなるメインOSTはPENTAGONの「TWENTY-TWENTY」。キノ（作詞・作曲）、ウソク（作詞）が制作に参加、20歳の感情を作品と重ねた歌詞にも注目です。
また、劇中でヒョンジンが制作した曲として登場するGRAYの「Jusy Like The Rain」、独特な歌声とファッションで人気急上昇中のシンガーソングライターSOLEの「Nothing」とタイプが違うけれど感性たっぷりの３曲はぜひフルで聴いてみて！
2020年はウェブドラマ大漁の年で、そのなかでも群を抜いての話題作である『TWENTY×TWENTY〜ハタチの恋〜』。もPLAYLIST制作、そしてキム・ウソク主演ということで日本でも注目していた方が多かったと思うので、いち早く日本語字幕付きで無料で見られるんですから、私とすれば”見ないことはあり得ない！”……ということで、要チェックお願いします！
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