太陽系外惑星「Exoplanet」のモチーフからグループ名が付けられた「EXO」には、「未知の世界からやって来た新スター」という独自の世界観が演出されているのをご存知でしょうか?!「宇宙から地球に不時着し、記憶を失った伝説」という基本設定を軸に、物語が繰り広げられた韓国デビュー曲「MAMA」。天と地の創造によって伝説が二つに分けられ、「EXO-K」・「EXO-M」となった後、それぞれが超能力に目覚めていく、というストーリーです。デビューから月日が経ち、活動キャリアが積み重ねられてからも、この架空設定が様々な場面で取り入れられています。また、各メンバーには背番号も存在。自らの希望の数字で指定されています。
「EXO-K」と「EXO-M」に振り分けられたメンバーには互いに対称ペアが組まれていましたが、デビュー当時のメンバーだったうちのルハン、クリス、タオが2015年までに脱退。9人組となったEXOでは、「地球上で発見された9つの謎の物質「EXOPLANET」が結合し、結晶「THE EXOLUTION」になる」という新たな設定が生まれました。以降、中国人メンバーの活動状況に変化が生まれる中、2019年のフルアルバム「OBSESSION」のリリースの際には、「X-EXO」なる存在まで登場。 メンバーひとりひとりが自分の中の闇(=「X」)と対峙する、というコンセプトは、これまで以上の注目を浴びました。
「EXO」に在籍するメンバー全員が、「EXO-K」のKはKorean(コリアン)、「EXO-M」のMはMandarin(マンダリン:中国の標準語)を意味する2つのグループのうちのどちらかに振り分けられています。「EXO-M」は韓国、「EXO-M」は中国に拠点を置き、「EXO」の全体での活動とは別途、それぞれに個別で活動しています。さらに、ABC順で「K」と「M」の間の「L」が「EXO-L」に由来していて、LはLove。つまり、EXO-KとEXO-Mを応援するファンのことが意味されています。
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