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『ザ・グローリー』ヨジョン役の美男イ・ドヒョン初来日に密着!

『ザ・グローリー』ヨジョン役の美男イ・ドヒョン初来日に密着!

Netflix 世界ランキングで1位を獲得し、日本でもハマる人続出の『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』(以下、ザ・グローリー)で、いじめ加害者に復讐するヒロイン(ソン・ヘギョ)を支える医師チュ・ヨジョン役で大ブレイクのイ・ドヒョンが、4月14日韓国観光公社が主催するイベント「韓国 DRAMATIC NIGHT」の第二弾ゲストとして初来日しました。

◇初の記者会見では好青年オーラを振りまく

イベントの前にお昼に六本木で記者会見を開き、日本のメディアに初お目見。黒のジャケットとパンツにインナーは白とシックにまとめたコーディネートでしたが、爽やか好青年オーラがハンパない。ヨジョンより若い印象で清潔感と透明感が高く、口角をキュンとあげた笑顔が爽やか。例えば、もし娘がボーイフレンドとして連れてきたら文句なく両親が大賛成したくなるタイプです。

はじめは韓国文化体育観光部長官のパク・ポギュン氏と一緒に登壇したこともあって少し緊張している様子でしたが、後半、ひとりでの会見ではひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれました。

(C)韓国観光公社

(C)韓国観光公社

Qターニングポイントとなった作品は?
「1つだけ選ぶのは難しいことです。なぜなら私は一つ一つベストを尽くして臨んでいますので、すべての作品が私にとって大きくても小さくても私にとってはターニングポイントと言えるかもしれません」

Qドヒョンさんが考える韓国ドラマの魅力は?
「韓国ドラマには、様々なジャンルがありますが、恐れずに果敢にチャレンジしていく勇気を兼ね備えたドラマが多い。素晴らしい作家や演出家の方々がいて、脚本や演出力によって俳優もリードされていて、素晴らしい作品ができる。また演技の上手い俳優がたくさんいて、幅も広いので僕もその中の1人になりたいと思っています。僕自身挑戦する事はとても好き。この時代に生まれた事は運がよかったし祝福だと感じています。そんなチャレンジングな精神が韓国ドラマの魅力ではないでしょうか」

(C)韓国観光公社

Q日本での人気を実感しましたか?
「実は僕が知られていて人気があるということは全く知らなかったです。日本で『ザ・グローリー』が人気を博していると言うのは聞いていましたが、おそらく役柄のヨジョンが愛されているのだろうと。でも、昨日日本に到着してたこ焼き屋さんに行ったら、僕に気づいてくれる人がいた。そのことでドラマが日本で多くの人に見られヨジョンも愛されていると実感しました。本当に感謝しています」
たこ焼きを食べた感想を
「おいしい!」(日本語)で親指を立ててにっこり。

Q好きな食べ物は?
「キムチチゲ、タッポクムタン(鶏肉の甘辛煮)、ユッケ、肉のチヂミ、すべて韓国料理ですが、自分の口に合うようにコチジャンや醤油など調味料で味をつけることができます。実は僕は辛いものがあまり食べられませんが、醤油ベースのものもあるし、唐辛子も辛いものからそうじゃないものまであるので、皆さんの好みに合わせて楽しむことができると思います。
韓国は食べ物はもちろん素晴らしい観光地や見どころがたくさんあります。韓国旅行は元を取れる以上のものがある思います」

(C)韓国観光公社

(C)韓国観光公社

◇『ザ・グローリー』の撮影は全て夏。ビールはホットビールに!

同日夜、ベルサール高田馬場にて開催された「韓国 DRAMATIC NIGHT」には、なんと8,000件を超える応募があり、倍率10倍という難関をくぐり抜けた約1,400人のファンが集結。年齢層も10代から50代の女性と幅広く、若い男子の姿も見られました。

K-POPファンにはおなじみの古家正亨の進行でドヒョンが登場すると、会場から大きな歓声が上がり
「こんにちは。ドラマの中では処刑人でしたイ・ドヒョンです」とまずはご挨拶。
「日本には初めて来たのですが、初めての日本旅行をファンの皆さんとご一緒できて光栄に思っています。とても嬉しいです」

(C)韓国観光公社

来日後、すぐにたこ焼きを食べたというドヒョンは「表はカラっとしていて、中はしっとりでした。たこ焼きを食べているとき、隣にいらした女性の方が、僕のことに気がついてごあいさつをしてくださいました。ヘアメイクもしていない状況だったんですが…」戸惑いながらも自分の認知度を実感する嬉しいエピソードを明かしました。

 『ザ・グローリー』ヨジョンの役作りについては、
「演技はたやすいものではなかったのですが、挑戦することが好きだから取り組めたと思います。オーバーにやりすぎないように、控えめにならないようにヘギョヌナ(ソン・ヘギョお姉さん)と監督と話し合って調整しながら演じました」

加えて、過去の出演作のロケ地での思い出などを振り返る場面では、「ザ・グローリー」の裏話を披露してくれました。

赤い灯台で、雪の降る中、主人公と会話をするシーンは江陵の注文津にある灯台が撮影場所。

「『ザ・グローリー』の撮影は全て冬ではなく夏に撮影が行われていて、雪は小道具とCGで演出されたもの。ビールを飲むシーンではホットビールになっていました」(笑)

(C)韓国観光公社

「とても暑い中でタートルネックとコートの衣装だったので、タートルネックの袖を切って袖なしの状態でコートの中に着ていたんです」
そのスタイルのきっかけは、
「ある日、ヘギョヌナが袖なしのニットを着ていたので、“きょうの衣装はそれですか?”と聞いたら、“どうしてあなたはこんなに暑いのに切ってないの?”と言われ、その場ですぐハサミで切りました」に会場、爆笑!

◇イベントではちゃめっ気たっぷりにファンを魅了

実は司会の古家さんが先輩にそっくりだそうで、とてもリラックスして話せたというドヒョン。

『ザ・グローリー』でいちばん印象に残っている台詞を問われると
「なります。処刑人」
古家さんに再現してほしいと振られ、気持ちを切り替え言おうとしていたのですが、
「できません!」と下を向いて笑いをこらえていました。

また、ロケ地紹介のコーナーが始まるときに「行くぞ!」と日本語(たぶん覚えたて)で会場を和ませました。

(C)韓国観光公社

イベントが終わりに近づいたことを古家さんが伝えると、時計を見るふり。「はめてないですよ」と突っ込まれると、左腕の時計の位置に指を立てて「日時計です」とまぜ返す。

会見では見せなかったちゃめっ気たっぷりの受け答えでファンを楽しませました。

最後に、「緊張しながらステージに上がりましたが本当に幸せです。ファンの皆さんのおかげでここにいられるし、ドラマを見て愛していただいている。素晴らしい演技をもっとお見せできる俳優になっていきたい。これからも韓国のことを愛してくださったら嬉しいです」
と笑顔で感謝を伝えました。

(C)韓国観光公社

次回作はNetflix シリーズ『良くも、悪くも、だって母親』(4月26日より公開)。
不慮の事故によって7歳の子供に戻ってしまう難しい役柄に挑み、ドヒョン曰く「心温まるヒーリングドラマ」で新たなキャラクターで新たな魅力を見せてくれます。

【4月に日本初配信の韓国ドラマ】新神マクチャンドラマ『復讐の渦~因縁の父娘(おやこ)~』ほか最新作

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村上淳子 Atsuko Murakami

海外ドラマ評論家/映画ジャーナリスト  「ニュースよりドラマを観るほうがその国が...

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