2020年代高視聴率！韓国ドラマのおすすめ時代劇5選

1.『哲仁王后（チョルインワンフ）～俺がクイーン！？～』

2020年12月～2021年2月tvNにて放送され、最高視聴率17.4%（最終回）を記録！

作品紹介

大統領府の専属シェフのチャン・ボンファン（演：チェ・ジニョク）は同僚に嵌められる。不正疑惑で警察に追われている最中に事故に遭ったボンファンの魂は、朝鮮時代にタイムスリップし、王妃キム・ソヨン（演：シン・ヘソン）の身体に乗り移ってしまった。現実の世界に戻る方法が分からず、とりあえず王室で生きていくことを覚悟し、王・哲宗（演：キム・ジョンヒョン）との初夜をあの手この手で回避した。その後も哲宗の怪しい行動に、ボンファンはソヨンの命を狙っているのではと怯える。

おすすめポイント

自信過剰なイケメンシェフが、朝鮮時代の王妃になってしまうというとんでもない設定から繰り広げられるドタバタコメディ。あまりにも奇想天外な展開に驚くが、シン・ヘソンがボンファンとソヨンを見事に演じ分け、ギャグセンスを爆発させている。ジン・へソン演じるボンファン＝ソヨンの魅力と周囲のドタバタっぷりにお腹を抱えて笑ってしまうこと間違いなし！無能な王と頼もしい王の両方も演じるキム・ジョンヒョンもなかなかハマっている。ボンファンは哲宗と共に困難を乗り越えていくうちに、恋愛とも友情ともつかない特別な絆を築いていく様子も見どころだ。

2.『シュルプ』

2022年10月～2022年12月tvNにて放送され、最高視聴率16.8%（最終回）を記録！

作品紹介

王妃イム・ファリョン（演：キム・ヘス）は、優秀な世子（演：ぺ・イニョク）以外は問題児だらけの4人の息子に手を焼いていた。
王室には世子と4人の大君だけではなく、6人の側室の息子も含め、それぞれの母子が毎日競い合っている。さらに、ファリョンは大君たちの教育を巡り大妃（演：キム・ヘスク）と激しく対立していた。そんなある日、世子が病気で亡くなってしまう。世子の死因を巡って大妃はファリョンの責任を問い、廃位に追い込もうとしていた。さらに、大妃は次の跡継ぎを択賢で選ぶことを提案。ファリョンの次男ソンナム大君（演：ムン・サンミン）をはじめとする大君と側室の息子たちが、世子の座を巡って競う事となった。
世子から教えを受けていたソンナム大君、ファン貴人の長男で野心家のウィソン君（演：チャニ（SF9））、テ昭容の長男で頭脳明晰なボゴム君（演：キム・ミンギ）が勝ち残っていく。そんな中、大妃はファリョンを廃位すべく、ありとあらゆる裏工作を仕掛けていった。

おすすめポイント

『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～』の受験戦争を、朝鮮時代の跡継ぎ争いに置き換えたような、現代にも通じる母親＆息子たちの愛と裏切り、競い合いといった人間ドラマが一番の見どころ。特に、王妃を演じるキム・ヘスの貫禄と深い母性が奥深いドラマを生み出し、視聴者を惹きつける。また、尊大の大妃を前に一歩も引かない王妃の肝っ玉ぶりは観ていてスカッとする。母親同士の熾烈な争いにハラハラするだけでなく、世子役のペ・イニョクやソンナム大君役のムン・サンミンなど次世代イケメンスターたちの活躍にも注目！

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3.『暗行御史＜アメンオサ＞～朝鮮秘密捜査団～』

2020年12月～2021年2月KBSにて放送され、最高視聴率14.0%（最終回）を記録！

作品紹介

暗行御史パク・チョルギュが守令（スリョン）の汚職を暴いている最中に襲われ、行方不明となる。一方、都では領議政（ヨンイジョン）キム・ビョングンをはじめとする官僚たちが暗行御史の制度を反対していた。だが、王は地方に広がる汚職を摘発すべく、都承旨（トスンジ）チャン・テスン（演：アン・ネサン）に新たな暗行御史の選出を命じる。
弘文館の文官ソン・イギョム（演：エル（INFINITE））は、後ろ盾もコネもなく、出世する見込みがない事から、夜な夜な同僚たちとギャンブルに興じ、妓楼に通い遊び惚けていた。
ある日、イギョムは賭博行為で義禁府（ウィグムブ）に連行される。イギョムの生い立ちを調べたテスンは、彼に白羽の矢を立てる。テスンは、罪を償うために暗行御史として働くように命じた。イギョムは、テスンが雇っていた茶母（タモ）捜査助手のホン・ダイン（クォン・ナラ）と共に、パク・チョルギュが調査していた事件を追求していく。

おすすめポイント

暗行御史は、時代劇の捜査ものとして韓国で人気のキャラクターだ。人気演技ドルのエル（INFINITE）が演じるソン・イギョムの華麗なアクションはもとより、遊び人から正義感溢れる暗行御史に成長していくところも見どころ。茶母のホン・ダインと息の合った駆け引きも観ていて面白い。さらに、イギョムの悲しい過去と生き別れになった弟との再会がドラマをグッと盛り上げている。イギョムが虐げられた民たちのため立ちあがり、悪事暴いていくストーリーにカタルシスを感じる事ができる。

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4.『恋慕』　

2021年10月～2021年12月KBS2にて放送され、最高視聴率12.1%（最終回）を記録！

作品紹介

朝鮮時代、双子を禁じる王室の仕来りがあった。世子嬪が男女の双子を出産し、女児の殺害が命じられる。だが、世子嬪は女児が死産だと見せかけて、城の外へ逃がす。
出生も知らずに孤児として育った女児はタミという名前で、宮女として働き始めた。そこで、実兄の世子イ・フィと偶然出会う。顔が瓜二つだった事から、イ・フィはタミに身代わりをさせて、王宮を抜け出す。だが、タミを追っていた刺客にフィが殺害され、タミはイ・フィとして生きる事となった。世子が女性と知られれば、命はない。敵だらけの王宮内でタミは耐え忍び、厳しい帝王教育をうけて成長する。
明国との国交のため、明国に留学していたチョン・ジウン（演：ロウン（SF9））がイ・フィ（演：パク・ウンビン）の先生に就任する。ジウンは、タミが少女の頃に出会った初恋の相手だった。女性だとばれるのを恐れてジウンを遠ざけるイ・フィ。一方、ジウンは世子に強く惹かれてしまうことに動揺する。

おすすめポイント

パク・ウンビンが演じる男装の世子は魅力的であるのはもちろん、ジウンとの命をかけた秘密＆禁断の恋が最高！最初はツンツンしているフィも、次第に距離を詰めていくジウン。近づきすぎて、恋をしてしまうジウンの可愛さが抜群にいい！男装のヒロインは韓国でも定番の人気ジャンルだが、国を揺るがすほどスケール感でスリル満点！！ジウンだけでなく、フィを支える従兄イ・ヒョン（演：ナム・ユンス）、護衛のキム・ガオン（演：チェ・ビョンチャン（VICTON））にも注目！

※こちらから視聴できます

5.『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』

2021年2月～2021年4月KBSにて放送され、最高視聴率10％（最終回）を記録！

作品紹介

三国史記の高麗の王女ピョンガンと将軍オン・ダルの逸話をベースに描かれた時代劇。
高句麗の王の座を狙う桂婁部族長コ・ウォンピョ（演：イ・ヘヨン）は他の２つの部族と結託し、ピョンウォン王（演：キム・ボムレ）に圧力をかけていた。危険を感じたヨン王妃は、王女ピョンガンを連れて、オン・ヒョプ将軍（演：カン・ハヌル）の協力で味方を集めようとする。だが、チン王妃とウォンピョの策略で王妃は死に、オン・ヒョプ将軍は王妃殺害の罪を着せられて殺された。ピョンガンとオン・ダルは離れ離れとなる。記憶を失ったピョンガンは殺手房で育ち、8年後に刺客ムン・ガジンとなっていた。高句麗王の暗殺を命じられたガジン＝ピョンガン（演：キム・ソヒョン）は、自分が王女だと知らずに、父王を暗殺すべく、宮女に扮して王宮に侵入する。
本作で主演を務めたキム・ソヒョンは、2021年にKBS演技大賞の最優秀女優賞・人気賞、韓国放送大賞の女性演技賞・人気演技賞を受賞。ジスの途中降板でオン・ダル役に抜擢されたナ・イヌは、KBS演技大賞の新人賞を受賞した。

おすすめポイント

伝説の王女ピョンガンは、姫でありながら刺客として育てられ、剣を手にするヒロインだ。
ピョンガンとオン・ダルの恋模様もあるが、王座を巡る激しい争いとスケール感あるアクションが壮大な時代劇だ。戦う女性へと成長していくピョンガンを演じるキム・ソヒョンの飛躍も感じられる作品でもある。献身的で茶目っ気のあるオン・ダルをナ・イヌが好演しているのにも注目！

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