死亡したと思われていた国家情報院の要員、ハン・ジヒョクが1年間の記憶を失った状態で発見される。職務に復帰した彼に、記憶を失くす前の自分から「国家情報院の内部に裏切り者がいる」というメッセージが。彼の失われた記憶には大きな謎が隠されていた。
制作費約14億円が投じられたMBC気合の一作『黒い太陽~コードネーム:アムネシア~』。局として視聴率の低迷が続いていた中、ナムグン・ミンの“神の演技”で最高視聴率9.8%を記録し危機を救った作品としても話題となりました。なんといっても本作の見どころはナムグン・ミン驚きの肉体改造。「CGなの?」と思えるほどのボリュームあるボディとそこに浮き出る血管が、どん底から這い上がったエリートスパイを体現しており、演技だけでなくビジュアルにも衝撃を受けます。謎の頭痛に襲われながら失われた記憶を求めて葛藤する姿や血の雨が降るアクションシーンは一瞬たりとも見逃せない緊張感が続き、映画のような暗く不穏な雰囲気と合わさりあっという間に1話が終わります。ストーリーが骨太ながら間延びせず12部作と短めなのも◎。撮影後、「早く炭水化物を食べたかった」と語るナムグン・ミンの汗と涙の結晶が詰まった役者魂を感じられる作品です。
1000ウォンで弁護を引き受ける格安弁護士チョン・ジフン(ナムグン・ミン)。弱者の見方となり、時に驚きの方法で相手を打ち負かし、悪を成敗していく。とある依頼をきっかけに自身が追っていた事件の手がかりをつかみ、その黒幕を暴いていくのだが…。
ナムグン・ミン主演最新作『わずか1000ウォンの弁護士』。第8話の時点でなんと15%という高視聴率を記録し、近年の出演作の中で最も高い人気を集めているヒット作です。この中でナムグン・ミンは、奇抜なアイデアと機転の利く発言をする裏で、悲しい過去を抱える弁護士を持ち前のユーモアのセンスで巧みに演じています。特に劇中亡き恋人を偲び涙を浮かべるシーンは演技が演技に思えず、役との高いシンクロ率にふと涙腺が緩みます。カラフルなスーツ、怒りや悲しみを隠すサングラスなど、ビジュアルや癖のあるセリフ回しも完璧で、これまでさまざまなジャンルに挑戦してきた彼だからこそなせる演技の数々に“さすがナムグン・ミン”“信じてみる俳優の底力”と、視聴者からも賛美も声が絶えません。正義が悪を成敗する物語の中で笑いあり、涙あり、シリアスありの、安定感ある面白さが保証されたおすすめの一作です。
Nielsen Korea
※記事内視聴率は上記サイト全国世帯基準数値
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