日本から韓国へやって来たショウコは、私の家に1週間滞在。
ショウコが日本へ帰国した後も、手紙でやり取りを続けていました。
ところが、高校卒業間近で手紙は途絶えてしまいます。
ショウコに一体何が起きたのか？
「ショウコの微笑み」をはじめ、7つの短編集で構成された小説です。
「ショウコの微笑」の原作者は、新進気鋭の女流作家チェ・ウニョン。
本書は、新人作家として異例の大ベストセラーを記録しました。
優しい語り口の中に、社会の問題に鋭く迫った作風は他で見ることはありません。
お別れしたいけどお別れができない。面倒な恋人に、価値観が合わない家族。
一緒にいるだけでも気が滅入ります。もしお困りでしたら、トロナお別れ事務所にお任せを。
妙な事務所で働くことになった、イ・カウル。社長に振り回されながらも、お別れのお手伝い。
小説のジャンルはお仕事小説であり、恋愛要素は少なめ。
でも「トロナお別れ事務所」では、面倒な恋人とのお別れも承っています。
お別れを通して描かれるのは、人間の本質です。
サクサクと読める内容となっていますので、小説が苦手な人もサクサク読めます！
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