韓国ではtvN、日本ではNetflixにて同日配信されいるホン姉妹脚本最新作『還魂』。女優チョン・ソミンを除き、メインの役どころをイ・ジェウク、ファン・ミニョンなど新人俳優が務めています。放送前は特に絶世の美女、OH MY GIRLのアリンが演技初挑戦とあり、アイドルファンからも熱い視線が注がれました。そんな中放送をスタートさせた本作の視聴率は6％代（記事執筆時点）と、一定の人気を見せています。ホン姉妹とタッグを組んだのは『ゴハン行こうよ』『キム秘書はいったい、なぜ?』を手掛けたパク・ジュンファ監督。持ち前のシリアスをコメディに変える巧みな演出と、ホン姉妹特有のセリフ回しがマッチし、“不意を突かれる面白さがある！”と、世界的に話題の作品です。
※日本語字幕あり
シン・ミナが一躍人気女優となったヒット作『僕の彼女は九尾狐＜クミホ＞』。韓国では2010年に放送され、ホン姉妹の仕掛けたっぷりな伏線の回収に多くの視聴者が虜となりました。第1話からクミホと言われる架空の存在に夢中になり、違和感が好奇心に変わっていきます。後に人間と恋に落ちる過程は純粋さと従順さにあふれ、どこか応援したくなるクミホの愛らしさがたまりません。相手役イ・スンギとの抜群の相性もあり、韓国では最高視聴率19.9％を記録、日本でも“ラブコメの伝説”として未だ人気の絶えない作品です。
ソ・ジソプ初のラブコメ挑戦作、『主君の太陽』。『ごめん、愛してる』で広く愛されたソ・ジソプがホン姉妹のマジックによりこれまで見せたことのない、ツンデレ炸裂のCEOを演じています。ソ・ジソプをはじめとし、若きソ・イングク、更には演技派で知られるコ・ヒョンジンまで出演し、演技に安定感があります。本作はジャンルでいうと“ファンタジーラブコメ”ではありますが、登場する幽霊たちのクオリティが高く、ホラー作品とも言えるほどゾクッとします。はじめは期待ほど視聴率は上がりませんでしたが、恐怖とギャグの面白さが口コミで広がり、初回の視聴率13.6％から最終回は21.8%と、うなぎのぼりの人気をみせました。ホン姉妹お得意の、異質な存在も特別なものに見せ感情移入を誘う筆力が目立ち、笑いあり、涙あり、胸キュンあり、恐怖あり、感動ありとジャンルを超えた展開に中毒者が続出した人気作です。
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