LOS ANGELES, CALIFORNIA - JANUARY 19: Bong Joon-ho attends the 26th Annual Screen Actors Guild Awards at The Shrine Auditorium on January 19, 2020 in Los Angeles, California. (Photo by Frazer Harrison/Getty Images)
錆びた古い工場の建物
1889年に誕生したフィルムは、1895年に「映画」という形で使われることになりました。
世界初の映画となったのは「工場の出口」。
工場に行き交う人々の様子を映し出した映画ですが、当時の世情が色濃くでた名作です。
日本に映画が入ってきたのは、映画「工場の出口」公開の翌年。1898年に、日本人の手によって映画が制作されます。
韓国映画の始まりは、日本が持ち込んだ映画がきっかけでした。
最初に紹介するのは、キム・ドサン。韓国で初めて映画を手掛けた、若手監督です。
1919年に公開の「義理的仇闘」は、韓国エンタメの活路を見出しました。
1919年以前にも、韓国には映画の娯楽はありました。ただ上映されるのは、日本や西洋の映画のみ。韓国映画はありません。
そんな中で登場したのが、映画「義理的仇討」。韓国人が韓国で制作した初めての映画は、大変な話題になりました。
キム・ドサンは31歳の若さで死去。もしご存命であれば、韓国映画のスタイルは今と違っていたのかもしれません。
Beaver Moon
フィルムを使った長編映画を韓国で初めて撮影した監督が、ユン・ベンナムです。
ユン・ベンナムが手掛けた「月下の盟誓」は、空前絶後の大ヒットを記録しました。
スポンサーには、日本の息の掛かった朝鮮総督府がついています。日本色が出ているのは否めないものの、韓国映画の歴史が大きく変わったのは間違いないでしょう。
「月下の盟誓」がきっかけに、韓国に映画文化が強く根付きました。
韓国初のトーキー映画を手掛けたのは、李明雨監督の「春香伝」です。
トーキー映画とは、音が入っている映画のこと。
今では当たり前の形式ですが、1920年代当時は天地がひっくり返るほどの衝撃だったのです。
当然ながら韓国で大ヒットを記録。
身分違いの恋愛を描いた話は、何度も映画化・ドラマ化もされました。
コメントしてポイントGET!
コメントがまだありません。推し俳優や推し作品について語りましょう!!
あなたの好きな恋愛ドラマは?