【2022年最新】韓国ゾンビ作品の決定版!韓国人が選ぶ韓国ゾンビドラマ&映画ランキング、1位は『新感染 ファイナル・エクスプレス』!
全国に広がる恐ろしいウイルス感染。密室と化した車内で増幅するパニック。プサンを目指す父娘を乗せた高速鉄道は、かつてない恐怖へとノンストップで走り続ける!
2016年7月韓国にて公開、2020年7月に続編である『新感染半島 ファイナル・ステージ』に合わせ再公開された、韓国ゾンビ作品史上最も人気のある『新感染 ファイナル・エクスプレス』。近年ドラマ化された『豚の王』や『我は神なり』など、アニメーションを制作していたヨン・サンホ監督の初実写映画でもあります。1000万人を突破する観客を動員し、韓国映画では2014年『バトル・オーシャン 海上決戦』『国際市場で逢いましょう』に続く3番目に高い収益を記録しました。さらに、ヨン・サンホ監督は『豚の王』とあわせ2度目となる2016年カンヌ映画祭の“ミッドナイトスクリーニング”に招待を受けたこともあり、海外でも高評価を受けた作品として有名です。
本作が幅広い国・世代に愛されている理由は、ゾンビという恐怖だけでなく、人間ドラマがしっかりと描かれているためです。自分を犠牲にしても、妻を、子供を助けるため命を投げ出す無性の愛は、ゾンビという存在が登場することでより切実に、ジーンと胸に響きます。さまざまな職業、年齢、性格のキャラクターが登場し、自分ごとのように感情移入できる仕掛けも上手く作用しています。
KTX(日本でいう新幹線)というこれ以上ない狭い空間でゾンビが押し寄せる恐怖感、武器も救助も望めない状況下で、人はどんな行動をとるのか?人間の善良な部分、醜悪な部分がさらされ、「ゾンビより人間のほうが恐ろしい」というメッセージさえ感じられます。本作も先に紹介した『今、私たちの学校は...』と同様、ゾンビと戦うシーンでは極力CGの使用を抑え、人間が現実的にできる限界をみせるリアリティにこだわった点も好評を受けています。これまで数々のゾンビ作品が制作されていますが、“いまだ本作を超える作品はない”と言われるほど、韓国では“ゾンビ作品の代表”として愛される名作です。
これまで紹介した5作すべて観てしまった!という方へ。最後に一部マニアファンの間で今も話題となるゾンビ映画『王宮の夜鬼』をご紹介します。
ビョンビン×チャン・ドンゴン、二大ビッグスターの共演に話題を席巻した2018年公開の映画『王宮の夜鬼』。朝鮮時代、噛まれると“夜鬼”へ豹変してしまう謎の感染病が国を襲い、命がけで病と隠された陰謀に立ち向かうアクション色強めのホラー作品です。
本作の魅力はなんといっても俳優陣のカリスマ光るアクションです。豪華絢爛な王宮内で“夜鬼”を斬りまくるヒョンビンの軽快なアクション、野心の化身チャン・ドンゴンの腹黒い言動は対比して最高の相性を見せ、楽しみを倍増させます。
物語の進行につれ紐解かれる謎や、キャラクターたちの心理描写も繊細に描かれ、韓国映画らしい映像美、豪華なセット、卓越した演技で観客を魅了します。
先に紹介した『キングダム』と物語の大枠は重なる部分が多く、ゾンビ映画としては賛否が分かれていますが、90%をスタントマンなしで演じたヒョンビンのアクションは一見の価値ありです!
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