イ・ジウンさんは、是枝監督が撮りたかったという釜山の坂道を、土砂降りの中、赤ちゃんを抱いて上っていく冒頭のシーンから登場し、観客を引き付けます。
彼女が演じるソヨンは、赤ちゃんポストの前に我が子であるウソンを置き去りにしますが、翌日すぐに後悔して取り戻しに行きます。そこで、サンヒョンとドンスがウソンを売ろうとしているブローカーだと知り、買い手となる養父母探しの旅に同行します。
映画の最初の方では、不良っぽい、どうしようもない若い母親に見えるソヨンですが、彼女はある事情を抱えていることが分かっていきます。旅を通して成長していく姿をジウンさんは見事に演じ、また俳優としてステップアップしていることが伝わってきました。
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イ・ジウン
ソヨンとスジンのやり取りや、ソヨンとサンヒョン、ドンスが心を通わせていく様子など、ジウンさんは歌手IUの時とは全く違う印象で力演しているので、今回『ベイビー・ブローカー』に出演したことをきっかけに、俳優としても世界から注目を集めるのではないかと思います。
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