こだわり満載！インテリアから見る韓国ドラマ『サウンドトラック＃1』4つの魅力

まとめ 2022/05/26 21:00

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④インテリア＋光の演出

真面目なシーンではライトだけの明るさを活かし、明るいシーンではホワイト基調の光が輝く、インテリアと光を融合させた演出が本作には施されています。クァク・ジェシク氏は、「空間をデザインするとき、もっとも気を遣う部分は空間と光の調和です。窓をどう使うのかによって、空間の感じが全く変わります。また、空間をどのようにデザインするのかによって、光の感じが変わったりもするんです。ドラマの性格、キャラクターの性格によって、光の設定には悩みが多いです。」と苦労を語り、光の演出に対しての難解さを吐露しています。

他の韓国ドラマでも光の演出は話題となりますが、特に『サウンドトラック＃1』ではインテリアとの相性が抜群だったとして注目されました。

この演出で印象的だったのは、第1話でウンスとソヌが一緒に横になっているシーン。この時2人の間にはまだ溝があり、恋愛に鈍感なウンスには窓と光の加減で影を、ブレることのない愛を持つソヌには光が当たっており、光と影がまだ距離のある2人の関係をあらわしています。意識せず観ていると見逃してしまう些細なシーンですが、後半でその境目はなくなり、2人の背中を押すように、光やライトが同じ明るさで優しく照らしています。

光とインテリアを巧みに利用し描かれるやわらかであたたかな雰囲気は、作品全体のイメージそのもので、視聴者へホッとリラックスできる、癒しの時を届けています。

最後に

『サウンドトラック＃1』には、光と影、インテリアのカラー、反射、太陽の位置など…様々な要素を巧みに使い、視聴者の感情移入をさそう工夫がたくさんみられます。さりげなくも重要な演出が2人の関係、愛を物語っており、インテリアの細部からアートディレクターのこだわりを垣間見ることができます。

作品のインテリアが可愛い！と感じられたのは、単純にアイテムがおしゃれであっただけではなく、登場するキャラクターの恋愛模様との相性が抜群だったからかもしれません。

インテリアという視点で作品を見返してみると、新たな発見がたくさんあるはずです！
もう一度視聴し、自分だけのお気に入りアイテムを探してみてくださいね。

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