『愛の不時着』の“唯一の悪役”とも言える役だったチョルガン役を演じ、日本でも注目を浴びたのがオ・マンソクだ。悪役に徹して、視聴者の反感を一身に引き受けた。劇中の役とは180度異なり、元々現場を盛り上げるムードメーカーで、明るい性格の彼。自分で演じながらも「いくらなんでもひどい」とか「やりすぎだろ」と、チョルガンに怒り、文句を言いながらドラマを見ていたそうだ。
光州民主化運動の時代を背景に、イ・ドヒョンと、コ・ミンシというフレッシュな若手俳優たちで贈るレトロで切ない青春ラブストーリー『五月の青春』では、またも視聴者をゾッとさせる悪役を演じ、強烈な存在感を示している。
チョルガンの部下であり、「耳野郎」と呼ばれる盗監聴室所属の軍人マンボクを演じたキム・ヨンミンも、日本で注目を浴びた俳優の一人だろう。彼は『愛の不時着』以前から、名作と呼び声高い 『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』で代表取締役ト・ジュニョン役を演じ、不倫と劣等感に包まれた人物を立体的に描き出し、存在感を示してきた。
『愛の不時着』以降は、20年のメガヒット作『夫婦の世界』で全く異なる浮気三昧な夫役で“クズっぷり”を発揮し、演技の幅広さを証明。この作品で「百想芸術大賞」で助演賞にノミネートを果たした。その後も、『プライバシー戦争』、『軍検事ドーベルマン』など様々な作品に引っ張りだこだ。
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