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壮大な歴史絵巻の中でパク・シフの魅力が炸裂！「風と雲と雨」混迷の朝鮮王朝末期を背景に描かれる愛と運命

レビュー 2021/12/23 18:00

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清水久美子　Kumiko Shimizu

清潔感に溢れつつ妖艶さもあるヒロインが魅力的

　
抜群の美貌と、非凡な霊眼を持つヒロインのボンリョン。
チョンジュンとは、お互いに初恋として惹かれ合いますが、数奇な運命によって引き裂かれてしまいます。
でも、度々再会し、想いを深めていく2人…。
　
　

　
　
パク・シフとの絶妙なケミストリーで、超胸キュンなラブロマンスを演じているコ・ソンヒは、「夜警日誌」以来6年ぶりの時代劇出演となりました。

ボンリョンは清潔感に溢れていますが、妖艶さもあり、非常に魅力的です。
　
　

　
　
私が特に好きなのは、チョンジュンが命がけで守り抜こうとする彼女が、実は男性に守られなくても大丈夫なくらい、しなやかで強いところ。
　
　

　
　
ボンリョンは王・哲宗の隠し子で、巫女の娘でありながら、身分が高いことが分かります。
常にキリリとしていますが、最愛のチョンジュンの前ではとても可愛らしく、そのギャップが最高です。
ときどきコミカルなシーンもあり、パク・シフだけではなく、コ・ソンヒの魅力も全開です！

ボンリョンがチョンジュンを床ドンするシーンは、本作のハイライトの一つだと思います。
　
　

床ドンで燃え上がる愛！「風と雲と雨」運命の出会いとキスPV

朝鮮王朝を陰で動かした大物を怪演する国民的俳優

　
遊び人を装いながら権力への強い野望を抱く王族のイ・ハウン。
やがて、第26代王・高宗の父、興宣大院君として朝鮮王朝を陰で動かした大物を演じるのは、「ホジュン～宮廷医官への道～」のメガヒットでブレイクし、「オクニョ運命の女（ひと）」などにも出演した大ベテラン、国民的俳優のチョン・グァンリョルです。
　
　

　
　
イ・ハウンは、善か悪か腹の底が読めない人物で、チョンジュンと手を組んでも、敵か味方か分からず、見ていてハラハラします。

チョン・グァンリョルの怪演ぶりが物凄く、かつて「ホジュン～」ファンだった私は、かなりショックを受けてしまったほど、やっぱり彼は名優だと実感しました。
　
　