本作は、宋の猛将・楊業の8人の息子たちが、乱世の中で絆と愛を育み成長していく姿を描いたドラマです。
数奇な運命を辿る主人公の楊四郎役を、台湾で多くのアイドルドラマに主演し、日本の映画やドラマに出演したこともあるピーター・ホーが演じました。
また、悲劇のヒーローとなる楊七郎役には、台湾でドラマ化された『あすなろ白書』に出演し、日本でも人気の高いエディ・ポンが抜擢。
天真爛漫な役柄を好演しました。
更に、楊家の跡取りとなる楊六郎役には、後に『琅琊榜～麒麟の才子、風雲起こす～』で大ブレイクすることになる中国のイケメン俳優フー・ゴーが抜擢。
父親の心配の種となっていた六男が成長していく過程を、見事に演じています。
敵国との戦闘と、楊家を陥れようとする自国の宰相の策略の板挟みになりながらも、団結して戦う一族の絆に胸が熱くなることでしょう。
息子たちと美女たちの恋の行方からも目が離せない一作となっています！
西暦960年。
宋の豊かな土地は北方の遼に狙われていました。
北の国境を守るのは、北漢の将軍として活躍し、宋に帰順した楊業とその息子たち。
ある時、国境の雁門関まで迫ってきた遼軍。
楊業と4人の息子たちだけで、大軍と対峙することになってしまいます。
五男の楊五郎は、遼の将軍・耶律斜に一騎打ちを挑み、耶律斜の頬に刀傷を負わせて勝利を収めます。
負けて帰った耶律斜は、遼の皇后の前で宋への復讐を誓うのでした。
一方、楊業からまだ初陣の許可をもらえていない六男・楊六郎と七男・楊七郎は、市場で男装の美女が落とした地図を拾います。
楊六郎は、地図が示していた皇宮の鐘鼓楼へ忍び込んでみることに。
すると、鐘鼓楼に仕掛けられたカラクリが動き出して火の手が上がり、皇宮はボヤ騒ぎになってしまいます。
楊七郎から話を聞いて皇宮に駆け付けた母に助けられ、なんとか逃げることができた楊六郎。
しかし、その時母が落としたかんざしから、楊六郎がボヤ騒ぎに関わっていたことが、凱旋した楊業にバレてしまうのでした。
母と兄弟たちは協力して楊六郎をかばいます。
家族の団結力に免じて怒りをおさめた楊業。
楊家には再び笑顔が戻りました。
しかし数日後、楊家の末娘・八妹が耶律斜にさらわれてしまいます。
楊一家は八妹救出のために奔走しますが、耶律斜の策略にはまり、なかなか助け出すことができません。
その苛立ちから、家族の団結にも亀裂が入り始め……。
そんな中、皇宮で祭天の儀が行われることになります。
楊家は娘の捜索で忙しいことを理由に、皇帝の警護から外されてしまいます。
実は、耶律斜の本当の狙いは、楊家が抜けて警備が手薄になった式典の最中に皇帝の命を狙うことだったのです！
八妹の残した暗号からそれに気づいた兄弟たちは、急いで式典へと向かいますが……。
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