チュオ・ヨンリー主演！中国ドラマ『司馬遷と漢武帝』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ

『司馬遷と漢武帝』ってどんなドラマ？

本作は、1997年に放送された全30話からなる人気歴史ドラマです。
前漢の時代を背景に、実在の人物である司馬遷の生涯を描いています。

歴史書『史記』を残し、歴史にその名を刻んだ司馬遷。
『史記』とは二十四史の1つで、中国の歴史上で最も偉大な歴史書であるとされています。

数々の史実が盛り込まれた本作は、歴史ドラマとして見ごたえ十分です。
人間同士の信頼や絆ばかりでなく、裏切りや策略が渦巻くハラハラドキドキの展開が待ち受けています。
物語のメインである、武帝と司馬遷の愛憎劇とは一体……！？

中国史に興味のある人に特におすすめしたい作品ですが、予備知識のない人でも十分楽しめる一作となっています。

『司馬遷と漢武帝』のあらすじ

時は紀元前、中国初期の王朝・前漢の時代。
皇帝である武帝は、司馬遷という歴史家の元へ使者を送りました。

「皇帝の命令だ。お前が書いたもの全てを差し出せ！」と告げ、司馬遷が書き上げた書物を、容赦なく奪っていく使者たち。
心血注いで作り上げた己の魂とも言うべき書物の全てを失い、司馬遷は絶望の淵に立たされるのでした。

使者から司馬遷の書物を受け取った武帝は、こう言い放ちます。
「確かに司馬遷は当代きっての優秀な男だ。しかし彼の思想は国にとって危険。後の世に混乱を招くだろう。司馬遷が書いたこれらの書物を全て焼き払え！」

時は、30年前に遡ります。
前漢は北方の騎馬民族・匈奴による攻撃に悩まされていました。
朝廷は敵から国を守るために、優秀な若者を登用することに。
文武両道に優れた若き司馬遷もその1人でした。

武帝に気に入られる存在であってもおかしくないはずの司馬遷。
一体、2人の間に何が起こったのでしょうか。
策略と愛憎が渦巻き、ドラマは次第に予測不可能な展開を見せていきます。