ソン・ヤンジン主演！中国のドラマ『三国志演義』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ

『三国志演義』ってどんなドラマ？

英雄豪傑たちやその意志を受け継いだ軍師が、天下の覇権をめざして大陸を駆け巡る壮大なストーリーを描いた本作。
中国では1994年に放送されました。

メディアの枠を超え、様々な「三国志」作品が生み出されていますが、本作は『三国志演義』を忠実に再現し、黄巾の乱から呉の滅亡までが描かれています。

「飛天賞」の最優秀作品賞など、あらゆる賞を総舐めにした本作。
制作費が100億円、出演者が10万人、撮影に用いられた馬がなんと10万頭にも及んだのだとか！
制作に4年もの年月を掛け、中国中央電視台によって公開されました。

有名な戦闘シーンである官渡の戦いや南征北伐など、臨場感が溢れるシーンが盛りだくさん。
また、現代のようなCG技術はなくとも、壮大なスケールで細部までこだわりを感じさせる作品に仕上がっています。

1994年の旧正月に第1話が放送されるや否や大きな話題となり、放送時間になると繁華街から人がいなくなると言われるほどの人気でした。

『三国志演義』のあらすじ

時は、東漢末期。
玄武皇帝が若かった頃、宦官たちが権力を持っていました。
玄宗皇帝の死後は、霊帝が皇位を継承し、権力は十常民の手に委ねられます。

やがて、霊帝7年(西暦184年)1月に黄巾の乱が勃発します。
皇帝は、地主や有力者に軍隊を率いて蜂起を抑えるように命じ、各州はそれを守るために兵士を募いました。

そんなある日、張飛の家で劉備・関羽・張飛は酒を飲んで語り合い、桃源郷で義兄弟になります。

3人は、「一緒に国を救い、困っている人を助けよう。死ぬ時は3人一緒だ。」と生死を共にすることを誓ったのでした。