韓国おでんとトッポギ
韓国の屋台でトッポギと一緒に並んでいるおでん。寒い季節に食べたくなるアツアツの人気屋台フードです。
おでんは韓国でも「オデン(오뎅)」と呼ばれていて、もともとは日本から伝わったものだという説もあります。しかし韓国の一般的なおでんは日本のおでんのように人参、大根などの野菜そのものが入っていることは無く、長い串に刺さっているのが大きな特徴。
具材はシンプルな練り物がメインで、スープは昆布や干しスケトウダラ、干しエビ、大根、ネギなどからとっています。お店によっては出汁だけではなく、唐辛子で味付けをした少し辛いものも。韓国のおでん屋台では1本およそ100円ほどで売られています。
korean street food of fish cake
韓国のおでんは、「オムク」と呼ばれる薄い魚介の練り物を揚げたものを薄味のスープで煮たものが一般的。さつま揚げを薄くしたような形のオムクを長い串にクネクネと刺しています。他にもこんにゃくや韓国のお餅「トック」も韓国おでんの人気具材です。
韓国のおでん 韓国料理
韓国ドラマでは屋台で串に刺さったおでんをそのまま食べるシーンをよく見かけますが、お持ち帰りも出来ます。その場合はカップにビニール袋を入れ、串から外したおでんとスープをビニール袋の中に一緒に入れてくれます。
おでんに醤油ベースでピリッと辛い「ヤンニョムだれ」を付けて食べるのが韓国ならでは。出汁が効いているのでもちろんそのまま食べても美味しくいただけます。そして屋台でおでんを食べるときや食べ歩くとき、温かいスープだけを紙コップに入れて飲むのが定番です。
fish displayed on a local market
韓国おでんの発祥の地と言われている釜山。海産物が豊富なこの地には練り物の工場が多く、色んな種類の練り物が作られています。伝統あるおでん会社や練り物販売店があちこちにあるため、釜山名物であるオムクを求めて多くの人がやってきます。
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