世界遺産 清西陵 雍正帝 泰陵
山西省の債務返済、そして科挙の問題漏洩という失策に、潔く非を認めて謝罪する雍正帝。事態が収拾すると、科挙の最終試験が行われ、劉墨林(リウモリン)が雍正帝の相談役として抜擢されます。そんな中、西北で戦争が開始。防衛を強化した雍正帝は、年羹尭(ネンゲンヤオ)を大将軍に任命します。雍正帝は、債務を厳しく取り立てると、重要課題だった戦費に充てることに。戦局が動かないことに悩んでいた年羹尭も、戦いを勝利に導きます。雍正帝たちが出迎える中、凱旋する年羹尭。ところが、横暴な彼の振る舞いに冷たい視線を向ける人もいて・・・？！
勝利を収めて凱旋した年羹尭に不満の声が強まる中、特に孫嘉誠(スンジャチェン)は、彼の数々の罪に対し、天への裏切り者だと訴えます。雍正帝は、国の財政が苦しい事情から、大胆な政治改革を決意。土地の広さを基準に税を決める新しい税制を試みます。ところが、地主や地主と結びついている役人達は、新しい税制に激しく抵抗。長官の李衛(リウェイ)が、とある高官による不正を暴くと、ようやく新しい税制が施行されて・・・？！
忠臣の孫嘉誠が年羹尭に殺されたという報告を受け、怒り悲しむ雍正帝は年羹尭に自害を命じます。そして、改革を断行しようと強く決意する雍正帝。ところが、満州族を農業に就かせるという改革に、大臣たちや民衆は猛反発。一方、科挙の受験生たちが試験をボイコットする騒ぎが発生。さらに、長官の田文鏡と、改革を指揮する李紱(リフウ)が対立する異常な事態が起こります。雍正帝は、皇子の弘暦(ホンリ)を調査のために派遣することを決めます。受験生たちを説得した弘暦のおかげで、無事に科挙の試験が行われて・・・？！
雍正帝の失権を狙って、結託する允祀と隆科多(ロンコド)。作戦は失敗に終わり、兄弟達が皇帝の死を待っていると告げた允祀が去っていきます。忠信の弟・允祥は、最後の時まで皇帝と国のことを思いながら死に至ることに。雍正帝は悲しみに暮れ、允祀は弘時(ホンシ)に、弟・弘暦から次期皇位を奪うようにけしかけるのでした。拘留された隆科多は雍正帝へ、弘暦に危険が迫っていることを伝えます。弘暦を保護させると、弘時を呼び出す雍正帝。自ら問いただす雍正帝は、許しを請う弘時に心を引き裂かれながらも、彼を許しておくわけにいかず・・・？！
絶望し、涙ながらに恨みごとを口にする弘時(ホンシ)。骨肉の争いの激しさを知る雍正帝は、心を鬼にして自害を命じると、その場から立ち去ります。ところが、極度に疲れていた雍正帝は突然、血を吐きだします。いつしか雍正帝を愛するようになっていた喬引娣は、自分のことを手放そうとする皇帝のそばに残ることを望むように。それでも雍正帝は筆を取り、政治に目を配り続けるのでした。
ディスクケースを持つ女性
過去には日本でも放送された1999年の中国ドラマ『雍正王朝』ですが、DNDが発売されている他、“TSUTAYA DISCAS”でのレンタルが可能！また本作の主人公である雍正帝をはじめとした人物は、これまでに様々なドラマの題材となっていたり、中国の人気ドラマに登場したりしています。多くの作品が各動画配信サービスで配信されていますので、あわせてチェックしてみてくださいね！
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