「ラストエンペラー 未代皇帝 溥儀」は、1998年に放送された中国ドラマです。愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)の自伝「わが生涯」を基に、薄儀の弟が監修を務め、制作されました。
歴史に翻弄された愛新覚羅溥儀の生涯を、壮大なスケールで描く長編ドラマです。
1908年、大清帝国政権は、かげりを見せていました。光緒帝の他界をきっかけに、西太后は周囲が反対するのも聞かずに、2歳の溥儀を帝位につけます。清朝最後の皇帝・宣統帝の誕生です。
しかし1911年に辛亥革命が起き、翌年清朝は滅亡。ここから溥儀の波乱の生涯が始まります。
周辺国の干渉、民国軍との確執、満州国の誕生など、歴史の荒波が溥儀の人生を直撃していくのです。
天津の日本軍閥特務機関により、満州国の王となった溥儀でしたが、皇帝の権利には厳しい制限がありました。そして、日本が敗戦。溥儀は再教育により自らの封建思想を捨て、新中国の一人民として生まれ変わります。
国内の軍閥争い、日本軍による満州国建設、さらに第二次世界大戦など、歴史に翻弄された愛新覚羅溥儀。最後には北京に戻り、周恩来から祝福されるまでのストーリーを描く大作です。
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