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会社からの帰宅途中、血を流して倒れている女性・ソジョンを発見したギョンミ。彼女に助けを求められるも、耳の聞こえない彼女は状況が分からない…。
助けを呼びに行こうとしたその瞬間、殺人衝動を抑えきれず、人殺しをゲームのように楽しむ連続殺人鬼・ドシクの次のターゲットにされてしまう。
追っての足音は聞こえず、声も届かないギョンミには、夜の街をどこまでも、どこまでも、追いかけてくる、動機も正体も不明の殺人鬼から視覚・脚力・機転だけを武器に逃げ続けるしかない…。
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デビュー作でありながら海外の映画賞を受賞するなど大注目の韓国映画界の新鋭クォン・オスン。
そんなクォン・オスンが監督・脚本を努め、革命的に新しい恐怖の追走劇と、命綱なしで物語に放り込まれるようなノンストップで畳みかける衝撃は観る者を緊張と興奮の渦中に引きずり込む。
主演は、韓国最大の企業・サムスングループのエリート社員を辞めて報道記者となり、俳優へと転身を果たした異色の経歴を持つ『リトル・フォレスト 春夏秋冬』のチン・ギジュ。
「耳の聞こえない」目撃者・ギョンミを演じ、恐怖に追い詰められながら、愛する家族を守るために殺人鬼に立ち向かい、命がけの鬼ごっこを繰り広げるパワフルな女性を好演しています。
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また、撮影前に手話を２ヶ月かけて学び、目線や表情だけで感情を表現する繊細な演技を披露している。
ギョンミ役を演じるにあたり、チン・ギジュは「走るシーンは体力的にとてもつらかった。危険な道も多かったし、膝と腰に負担がかかったりもしたので、シップや鎮痛薬のお世話になったわ。でも、ギョンミの気持ちになって走っているうちに、普段なら絶対出せないスピードで走ることができた」と明かしています。
どんな苦境に陥っても諦めないギョンミの姿は、観ていて熱いエールを送らずにいられない！
さらに、警察すらも手玉にとるスマートな表の顔と、殺人衝動を抑えきれない狂気を孕んだ裏の顔を巧みに操る異色の連続殺人鬼・ドシク役には、韓国ホラー歴代2位の大ヒットを記録した『コンジアム』で、第39回青龍映画賞新人男優賞を受賞し、今最も注目されているライジングスター、ウィ・ハジュンが抜擢されました。
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彼は本作でドシク役を演じるにあたり「俳優が役柄を表現するためには、その人物を理解し、妥当性を見つけなくてはならないが、ドシクは正常な思考では絶対に理解できない人物だった。だから演じながら『彼はなぜ、こうするのか？』『どうしてこんなことができるのか？』といった疑問や反感を感じてしまい、ジレンマに陥ったり、精神的にも辛くなったりした」と葛藤を抱えていた事を明かしています。
しかし劇中では、そんな迷いを微塵も感じさせない、最恐＆最悪のサイコパス・ドシクを熱演！観るものを恐怖のどん底に落とす強烈なキャラクターを生み出しました。
その他『ゴールデンスランバー』のパク・フン、日本でもスマッシュヒットを記録した『はちどり』のキル・ヘヨンらが出演。韓国映画界の新時代を担う若手キャスト・スタッフに加えて、実力派トップ俳優が集まった傑作スリラー映画が誕生しました。
韓国トップ俳優の中の実力派キャストと新時代を担うフレッシュな俳優陣ら、さらに、今後の活躍が期待される監督クォン・オスンらが、一丸となって作り上げた本作は、この秋見逃せない必見の１本です！
ぜひ、その魅力をスクリーンでお確かめください！
監督・脚本：クォン・オスン
出演：チン・ギジュ『リトル・フォレスト 春夏秋冬』、ウィ・ハジュン『コンジアム』、パク・フン『ゴールデンスランバー』、キル・ヘヨン『はちどり』、キム・ヘユン『殺人者の記憶法』
配給：ギャガ ©2021 peppermint&company & CJ ENM All Rights Reserved.
原題：MIDNIGHT／韓国／カラー／シネスコ／5.1ch／104分／
字幕翻訳：根本理恵
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