日本国内でのオーディション以外でも、韓国本社へ直接応募される方もいますよね。やはり1次審査における写真はとても重要です。
服装は事務所の雰囲気、傾向性を考慮して選びましょう。そしてなるべく体のラインが分かる服を選ぶのが好ましいです。現時点での体型や体格も重要な選考基準の一つ。肉の付き方だけでなく、今後のトレーニングでどう変わっていくのかをプロは写真1枚からでも知ることができます。
また、できるだけノーメイク、もしくはナチュラルメイクでの撮影をオススメします。デビューすればプロのヘアメイクに作ってもらいステージに立つことになります。審査員はもともと持っている顔のパーツやニュアンスを見たいもの。事務所によっては、練習生の月末評価でのメイクを禁止にしている場合もあります。
※月末評価⇒月1回行われるテストのこと。トレーナーなどの前でパフォーマンスをして月間の評価が決まります。
撮影
かくいう筆者自身もかつて芸能事務所に所属していたことがあります。
日本のいくつかの事務所のオーディションを経験していますが、やはりナチュラルであることはとても重要でした。レッスン生採用で入社した会社の応募写真は、宣材写真スタジオではなく自宅前で撮ったものでした。会社が見たいのは「いつものあなた」ということ。自分を繕わず、勇気をもってありのままで挑戦してみて下さいね。
とはいえ、やはりセルフ撮影は不安という方に朗報です！KｰPOPアイドルをめざす需要の多さに対応して、韓国芸能事務所オーディション用の撮影を行っているスタジオがいくつかあります。なかにはSMエンターテイメント対策用、YGエンターテイメント対策用など、事務所カラーに対応したコースをもつスタジオもありますよ。
韓国芸能事務所の練習生になることも、日本から海外のオーディション番組に出演することも、今ではデビューの選択肢の1つとなりました。2011年に大型KｰPOPカバーダンスイベント『DREAM ON!』（略して“ドリオン”）が始まってから、早10年。このあたりから、韓国事務所による日本でのオーディションが開催されるようになったと記憶しています。
実際、筆者のカバーダンス仲間や友人たちも大手事務所の日本オーディションに参加しましたし、会場は知り合いばかりで楽しかった！なんていう話もよく聞いたものです。当時は日本でオーディションが開催されること自体が物珍しかったのを覚えています。KｰPOPアイドルは“憧れ”から“なれるかもしれない”存在に変わっていきました。
今では多くの事務所が日本人練習生を募集することで、応募する側は選択の幅が広がり、様々な情報から選ぶ余裕も出てきたのではないでしょうか。夢をもつアイドルの卵たちが、自分を生かせるより良い事務所を選択できることを願っています♡
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