ナビが意を決しパク・ジュオンと離れるも、また甘い言葉と態度で再度取り込もうとする・・・・パク・ジュオンが近づいてくると「ナビ―！！ダメ！！！逃げて！！！」と心で叫んでしまいます(笑)。
ナビは韓国語で「蝶」という意味。蝶はこの作品のメタファーになっていて、パク・ジュオンもタトゥしたり、作品のモチーフにしています。蝶を愛する男がナビ（蝶）という名の女性と関係を持つ・・・・と、ここだけ読めばロマンティックな雰囲気ですが、見れば見るほどにパク・ジュオンがサイコパスすぎて蝶を獲物にする巨大な毒蜘蛛のようにも思えてきます。
現在6話まで配信された時点で、他に複数女性と関係を持っているいる癖に「それは関係ない」とナビに迫る図々しさでパク・ジュオンはクズ男と確定。これで最終的にはナビが他の女性たちを打ち負かし、パク・ジュオンの最後の女として君臨する・・・・みたいな着地が無いことを祈るばかり。
あくまでも推測ですが、このドラマの裏テーマは「男性主体の恋愛との決別」なのではないかと考えています。女性は男性に「選ばれて」こそ幸せ。その選んでくれる男性のレベルが高ければ高いほどに、ライバルが多ければ多いほどに、女性の幸せ度は高くなるという考え方は果たして正しいのか？それ、もう古いからやめませんか？女性が好きな相手を選ぶ恋愛でもいいのでは？？という裏メッセージが発信されているような気がしてならないのです。
恋愛に夢中で、学業がおろそかになるナビに先輩達は「今やるべきことはなにか」を彼女に説教します。彼女自身もそれは分かりつつ、いけないと思いつつパク・ジュオンの甘い毒に魅せられていってしまうのです。
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