【日本人イケメン俳優】「ソウルドラマアワード」受賞歴のある横浜流星が韓国で人気の理由とは！？

■韓国で人気のイケメン俳優

(C)2019映画「キングダム」製作委員会

日本で人気の韓国イケメン俳優と言えば、社会現象となった韓国ドラマ『冬のソナタ』（2002）で主演を演じたヨン様ことペ・ヨンジュンが元祖的存在だが、翻って韓国で人気の日本人イケメン俳優に特徴はあるのだろうか。横浜を筆頭に、吉沢亮、山﨑賢人など全員が日本国内で歴代「国宝級イケメン」に認定されたことが共通している。美意識の高い韓国人からすると、肌ツヤがある美しい輪郭を持った美男子たちが好まれる傾向にある。そして瞳の美しさ。これは優れた俳優の絶対条件でもあるのだが、彼らの澄んだ瞳には誰もがうっとりと吸い込まれてゆくような誘惑に駆られるに違いない。

だが、儒教が重んじられ、古くから勇武の国である韓国では、男児たるもの外面だけでなく、内面も鍛えられていなければならない。徴兵が義務化され、成人男性が過酷な訓練を受けなければならない韓国において外面だけを取り繕ったような優男は需要の対象とはならないのだ。その点、中国の春秋戦国時代を舞台とした大ヒットスペクタクル映画『キングダム』（2019）で群雄割拠の中に勇猛果敢に勇武の精神を見せた吉沢と山﨑は、勇ましい男性的イメージを植え付けるに十分過ぎたし、横浜にしても中学3年生で世界大会優勝を果たした極真空手で培った圧倒的忍耐力と気骨は、韓国のお国柄である武勇の精神に通ずるものがある。外面と内面の両面を兼ね備えたイケメン（男前）こそ、韓国では求められているのだ。