映画『ミッドナイト・ランナー』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ(※ネタバレあり)

『ミッドナイト・ランナー』のあらすじ(※ネタバレあり)

ギジュンとヒヨルの出会い

警察大学で出会った主人公のギジュンとヒヨル。予備教育の最終試験で、足をくじいたヒヨルをギジュンが助けたことをきっかけに二人は仲良くなりました。運動が得意な行動派のギジュンと、勉強が得意な頭脳派ヒヨルは対照的な性格でした。

クリスマスが近づいてきたある日、二人は恋人欲しさに同期から教えてもらったクラブに行きます。ことごとくナンパに失敗した二人は、他の店で酒を飲みながら、本当に自分たちは警察になりたいのかと疑問を持ちます。

店を後にした二人は、すれ違った女性に最後の望みをかけます。どちらがナンパするのかを決めている隙に、彼女は通りすがりの黒い車に誘拐されてしまいました。

二人は必死に追いかけましたが、取り逃がしてしまいます。すぐに近くの警察署に向かい、事件を通報しますが、別の誘拐事件を優先されてしまい取り合ってもらえませんでした。

このままでは、彼女の命が危ないと判断したギジュンとヒヨルは、自分たちで直接捜査することを決心しました。

捜査開始

現場に戻ると、さっきの女性が持っていたトッポギが道路に落ちていました。買った店を突き止めるため、二人は付近の屋台に聞いてまわります。そして、その店を見つけ出し、彼女が耳かき店で働いていることが判明。ヒヨルが入店し、彼女の名はユンジョンで、近所に住んでいるということが分かりました。

教えてもらった住所を訪れると、そこに住んでいる男が事件に関与していることが判明。二人に捕まった男は、お金欲しさにグノという男にユンジョンのことを教えたと白状しました。二人は、グノがいる羊肉店の場所を聞き出し、そこへ向かいます。

羊肉店に到着した二人は、乱闘の末、グノを捕らえます。ユンジョンがいる場所へ案内させると、そこは廃墟ビルで、他にも多くの女性が囚われていました。そこは、卵子売買グループに誘拐された女性たちが、排卵誘発剤で卵子を採取されるという恐ろしい場所でした。

行き詰る捜査

ギジュンとヒヨルは、ユンジョンを病院に連れて行こうとしますが、グノの仲間に行く手を阻まれます。
二人は暴行を受けた後、気絶。意識を取り戻すと、天井から吊るされている状態でした。なんとか下に降りて奪われた所持品を取り返し行きますが、運悪く、犯人たちに気付かれてしまいます。

二人はそのまま近くの交番に逃げ込みますが、手元に身分証がないからと相手にしてもらえず、思わず暴言を吐いたため、拘束されてしまいます。その後、交番から連絡を受けたヤン教授のおかげで、二人は身元が証明され、無事釈放されます。その足で二人は、ヤン教授を連れて廃墟ビルに行きますが、そこは既にもぬけの殻に……。

捜査を依頼するも、担当区域が異なり、捜査開始までに1ヶ月かかるとのこと。二人は説得を続けますが、取り合ってはもらえず、もしまた捜査をしたら退学だと警告されます。

警察大学に戻った二人は、候補生時代に担当教官であったジュヒが、監視カメラ管理センターに勤めていることを知り、連絡をします。

他人名義になっている車の場合、しらみつぶしに探すしか術がありませんが、彼女は引き受けてくれました。二人は、ジュヒから連絡が来るまでの間、勉強と訓練、武器を使ったトレーニングに精を出します。

そしてジュヒから連絡が入り、誘拐犯グループの車と産婦人科の車が、共に行動しているという情報を提供してくれます。二人は、その産婦人科の休診日に卵子採取の手術が行われると予測します。