音楽の才能はあるものの、こだわりが強く頑固者の音大生チャ・ユジンは、ある日教授と衝突し、授業を追い出されてしまいます。
さらに恋人にも振られてしまい、やけ酒を飲んで泥酔。
翌朝、ユジンはとんでもないゴミ屋敷で目を覚まします。
ユジンは泥酔した際、間違って隣の住人の部屋に入って眠ってしまったのです。
そしてそこでピアノを弾いていた部屋の主人ソル・ネイルと出会います。
かなり変わり者のネイルに恐怖を感じ、その場から逃げるようにして自分の部屋に帰ったユジン。
しかしその日から、やけにネイルのことが気になり始めます。
ユジンは、ネイルが自分と同じ音大のピアノ科に所属していることを知ります。
そして偶然が重なり、同じ教授からピアノの指導を受けることになった2人。
ユジンは、そこでネイルが天才的なピアノの才能を持っていることに気づきます。
なんとかその才能を引き出そうとするユジンでしたが、とにかく練習嫌いで自分の好きな曲しか弾かないネイルと激しくぶつかり合ってしまいます……。
そんなある日、世界的指揮者であるフランツ・シュトレーゼマンが、2人の通う音大の指揮科に特別講師としてやってくることに。
「ピアニストではなく指揮者になりたい」という夢が芽生え始めていたユジンは、憧れの指揮者の指導を受けたいと思い、指揮科への転科を決意します。
ユジンはフランツの元に行き、転科と弟子入りを直談判します。
憧れのフランツから「君に指揮者の才能はない」と言われショックを受けるユジンでしたが、それでも諦めずに交渉を続け、一度フランツの目の前でオーケストラを指揮する機会を与えられます。
しかし、自分のこだわりを曲げられないユジンはオーケストラをまとめることができず、結果はボロボロ……。
フランツと自分の間にある厚すぎる壁を目の当たりにしたユジンでしたが、悔しさと同時に、フランツへの憧れと「指揮者になりたい」という思いをより強くしていきます。
その日から、フランツに追いつきたい一心で指揮の勉強に没頭するユジン。
たくさんの壁にぶつかりながら、技術だけでなく人間的にも成長していきます。
初めはユジンの強引さに反発していたネイルも、夢を追いかけるユジンに次第に惹かれていきます。
そんなある日、ユジンは再びフランツの前でオーケストラを指揮することに。
成長を認められたユジンは、フランツの推薦でネイルと共に音楽祭へ出演することになるのでした。
そして、そこでネイルの異常な練習嫌いの理由を知ります。
ネイルは過去に受けた脅迫的なレッスンによるトラウマで、練習とコンクールに対して異常な恐怖心を抱くようになってしまっていたのです。
自身も幼少期に父親から受けた精神的圧迫によってトラウマを抱えていたユジンは、ネイルを優しくサポートすることを決めます。
互いに支え合いながら、少しずつ辛い過去を克服していく2人。
そんな2人に感化されるように、周囲の人々も自分たちの夢に向かって一歩踏み出していくのでした。
しかし、ユジンのトラウマに共に向き合いながら、ネイルは1人葛藤を抱えていました。
そして、ネイルは誰にも言わずに姿を消してしまいます……。
コメントしてポイントGET！
コメントがまだありません。推し俳優や推し作品について語りましょう！！
あなたの好きな恋愛ドラマは？
