『未生～ミセン～』と同じ作者のウェブ漫画が原作 。財界・政界・メディアを取り巻く大スキャンダルを描いたサスペンスムービー。R指定作品としては歴代最高の観客動員数を記録しました。
大統領選挙を控え、政財界の癒着を裏で操る新聞社の主幹イ・ガンヒ（ペク・ユンシク）。その手先となって働くヤクザのアン・サング（イ・ビョンホン）と検事のウ・ジャンフン（チョ・スンウ）は裏金の証拠となるファイルをめぐり対立します。
ファイルを得られなかったジャンフンは左遷され、ファイルをもとに議員を脅迫しようとしたサングは腕を切り落とされ、ガンヒにも裏切られてしまいます。
サングがファイルのコピーを持っていると確信したジャンフンは、サングと手を組み、スキャンダルを暴こうと持ち掛けますが…。
イ・ギョンヨンは、大統領選挙に出馬予定のチャン・ピル議員役です。
彼を大統領にするために国民を煽動する新聞社の主幹、裏金を流し政治を支配しようとする財閥の会長など、様々な思惑に弄ばれる役柄ですが、要は腐敗政治家の代表とも言えるポジションです。
この作品を見ると嫌でも忘れられなくなってしまうシーンは、財閥の接待で「あるゲーム」をするところなのですが…これでもかというくらいの悪役っぷりを見事に演じています。
「悪役といえばイ・ギョンヨン」を印象づける怪演を是非、ご覧ください。
2017年アメリカニューヨーク・タイムズ「国際TVドラマTOP10」に韓国ドラマで唯一選定された話題作。
予測不可能な展開と緻密なストーリーに引き込まれること間違いなしの本格サスペンスドラマです！
幼いころに脳の手術を受けた後遺症によって感情の起伏が欠落し、常に理性に従い淡々と行動するファン・シモクは、冷徹ですが誰よりも正義を重んじる検事。
ある日シモクの身近で不可解な殺人事件が起きます。不明な点が多いこの事件を、なぜかかたくなに強盗殺人として解決しようとする検察…。
違和感を覚えたシモクは、真実を突き止めようと隠れて捜査を開始し、そこで検察内部にはびこる不正と汚職の数々を目の当たりにします。
そして、シモクは検察が抱える最大の闇に気づいてしまい…。
イ・ギョンヨンは、大財閥の会長イ・ユンボム役です。
主人公ファン・シモクの上司の奥さんの父親という立ち位置なので、作中での登場回数も決して多くはありません。しかしなぜかひと言ふた言セリフを話すだけで、とてつもないオーラと存在感を放っています。
甘い優しいイケオジから硬派な官僚、そして悪役まで様々な役柄をこなす実力派俳優イ・ギョンヨン。
多彩なベテラン名俳優から、今後も目が離せません！
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