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著者のハ・ワンさんは、三浪して韓国の難関美大の弘益大学に合格するも、その後は「1ウォンでも多く稼ぎたい」と会社勤めとイラストレーターのダブルワークに奔走。
だが、ある日突然、韓国の熾烈な競争社会に対してふと立ち止まり、「これ以上、負けたくないから、一生懸命をやめよう」と心に決める。
40歳を手前に、何のプランもなく突然会社を辞めたワンさんが、頑張ることを辞めたからこそ気づいたことを綴った、読めば心が軽くなるエッセイ集。
「やる気が出ないならやらなくていい」「結果よりプロセス」「やりたい仕事を探そうとしなくていい」。
読めばきっと心が楽になる一冊です。
여자,휴식,라이프스타일
筆者はある日、急に思い立って仕事をやめてしまう。その後、何も頑張らないことを信条に生きてみた日常がエッセイとして記されている。筆者は韓国人だが、置かれている環境は日本とよく似ているようだ。三浪・仮面浪人してトップの美大に入ったが拍子抜けした話や、勢いで仕事をやめフリーランスになったことに少し後悔する様子など共感しやすい。「人は仕事に色々と求めすぎなのではないか。少しでも興味が満たされてお金が入ってくるならそれでいいのではないか」という記述にハッとさせられた。
10代の頃から第一線を走り続けているトップアイドルの東方神起ユノもこの本を読んだそう。
ワンさんのように急に仕事を辞めることはできなくても、きっと読むだけで心がスッと軽くなりますよ。
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